2006年 01月 11日 ( 1 )

2006年 01月 11日
三谷幸喜のコメディのこと
三谷幸喜の新作「12人の優しい日本人」を観てきました。
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初演から数えると16年ぶりになるんですけど、今日のメンバーでは初演と変わらぬ
初々しさと、21世紀の陪審員制度がまじかにして、この戯曲のエンターテイメント性は
もはや古典の域に入っているし、いわば今世紀の新作と見てもぜんぜん遜色が
感じられないので、はじめて見るものにとっては「新作」であると言えます。

三谷幸喜の作のコメディはドタバタで見せるものではなく、設定と言葉の遊びで見せる
シュチエーション・コメディになるんですね。
古くはフレッド・アステアのミュージカル、マルクス兄弟の「我輩はカモである」
ビリー・ワイルダーの「お熱いのはお好き」「アパートの鍵貸します」などなどです。

いちばん最初に見たのは「ショーマストゴーオン」(93年)「彦馬は行く」(93年)から
ですかね。

そこで三谷幸喜のお芝居マイ・ベスト3を回想してみます。

第一位は「ダア!ダア!ダア!」(93年)伊原剛、松下由樹 
これは誰にでも経験があるだろうデジャヴのお話しで、赤ちゃんは生後10ヶ月までは
 前世の記憶をもったっまま生まれてきて、成長するにつれて前世の記憶が消えて
 いく。という芝居でこの設定にはマイッタでした。

第二位は「君となら」(95年)斉藤由貴、佐藤慶、角野卓造
 これまたホームコメディでありながら、ローラーコースターのように嘘とうその世界が
 普通の家庭をここまでの喜劇にしてしまうのは三谷幸喜の真骨頂のスクリューボール
 あのクライマックスの益岡徹をはじめとするアドリブ合戦は今でも語りぐさです。

第三位は「笑いの大学」(96年)西村雅彦、近藤芳正
 ヒューマン・コメディの傑作、数々の賞も取るし、映画化もされて、西村雅彦の
 快演がヒカル!「笑いの本質」をついたお芝居。

もっともっと三谷+西村の芝居が見たいもんです。
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by masoon | 2006-01-11 23:06 | STAGE