2005年 11月 02日
デューク・エリントンのパリの旅愁
ジャズとパリジャズとヌーベルバーグ・・・

ジョージ・ガーシュインはパリの思い出を映画「巴里のアメリカ人」として

コール・ポーターはパリを舞台にしたミュージカル「カンカン」などを

マイルス・デイビス映画「死刑台のエレベーター」の音楽を
MJQ、セロニアス・モンクも映画音楽を担当した

ジャズをこよなく愛するミュージシャンにとって、パリとは?アメリカよりも現実的に
なにもかも受け入れてくれる街のようです。

そしてデューク・エリントン映画「パリの旅愁」でパリに向かいました。

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映画「ラウンド・ミッドナイト」でも描かれたように、50年代のアメリカのミュージシャンにとって
経済的な問題もあるようですけど、音楽的なエッセンスと人種問題も見えてきます。

今晩、NHKBSで放送される映画「パリの旅愁」でエリントン・ナンバーを満喫してください。

映画は、プロデューサーでもあるサム・ショー
この人はスチール・フォトグラファーとして世界的に有名で、あのマリリン・モンローの
スカートひらりのショットの人です。

サム・ショーはデューク・エリントンにこの話の相談をしてアイデアを膨らまして
いたそうです。
まぁ、しかしハリウッドがメチャメチャにしてしまって、映画のもつ最初の要素で
貢献したのはエリントンのようです。

監督は主演のポール・ニューマンとは、アクターズ・スタジオ時代からの付き合いのある
マーティン・リット。
ここはオットー・プレミンジャーあたりに撮ってもらいたかった感じです。

エリントンも映画に出演しています。他にもルイ・アームストロング、ジャコ・ラインハルト

映画のクライマックスは必見です。
ポール・ニューマンのバンドが一曲終わったところにルイ・アームストロングが入り
吹き始める、シドニー・ポワチエに向かって吹くと、ポワチエのクラリネットも吹き返す
そう、ジャムセッションの開始なのです。
最後にはポール・ニューマンも激しく吹きまくり、観客たちは大声援が巻き起こる・・・
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by masoon | 2005-11-02 23:28 | MOVIE


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