2005年 10月 13日
フィルム・ノワールの傑作「SIN CITY」
いきなりの出だしからからして、画面いっぱいのモクロームが不気味に見えて
これぞ暗黒の街、ハードボイルドの匂いがプンプン

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イブニングドレスだけが深紅の色を浮き出させて、振り向くと口紅だけがこれまた深紅の色
摩天楼のモノクロと、この深紅のカラー!
この一画面こそ原作者フランク・ミラーのフィルム・ノワールの世界が始まる全てを
物語っているクールなオープニングとしての幕開けは申し分なし!

そして、近づいてきた男に女はキスを交わすのと同時に撃ち殺されてしまう。
このプロローグはちゃんとエピローグに結びつくようになっているので、しっかりと
じっくりと鑑賞すべきです。

映画は、監督のロバート・ロドリゲスが原画の世界をデジタルに取り込んで、
そのミラーの世界の中で(デジタル合成です。)、それぞれのキャラクターが、
原作のまんまのセリフと動きをみせてくれるので、ただただ映画を楽しめばいいのです。

物語は3話のオムニバス形式になっていて、第1話がミッキーローク!復活?
これがミッキー・ロークだとはぜんぜん判らずで、ミラーの原作の再現で
特殊メイクだし絆創膏だらけだし、とにかくミッキー・ロークらしい
のですが判別できず!(メイキングを見てもローク?)

第2話は、クライヴ・オーエン、なんだけど、この2話目はタランティーノがからんでいて
キル・ビル番外編のような趣きで、デヴォン青木の見せる二刀流逆手斬りは、
とにかくカッコイイ殺陣を見せてくれる。

第3話は、ブルース・ウィルスとジェシカ・アルバのエピソード
ミッキー・ロークのエピソードでも度肝を抜かれたのが、いくら車の轢かれても、
いくら撃たれても死なないことで、このエピソードでも、狭心症で苦しみながらも
首吊りにあっても自力で脱出するパワーは不死身のヒーローというか
これぞハードボイルドのヒーローと呼びたくなる不死身さでありました。

人喰い男やら、娼婦自警団と用心棒たちの市街戦やら、首や手首は飛ぶし、
血飛沫(モノクロなので白色)はビュンビュンだし、斧で頭を・・・だし
フランク・ミラーのグラフィック・ノベルズの映像化は見事にクールに
スタイリッシュにスクリーンに描きだされたと言えます。

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ヒロインのジェシカ・アルバは、「ファンタスティック・フォー」
予告編でも上映された「イン・トゥー・ザ・ブルー」でも
魅力たっぷりで、続々映画が公開待ちです。
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by masoon | 2005-10-13 23:15 | MOVIE


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