2005年 09月 23日
『四月の雪』のこと
「八月のクリスマス」監督ホ・ジノのの最新作「四月の雪」が話題です。
それはペ・ヨンジュンが主演ということで日本でおおいに盛り上がってしまったから
なんです。
韓国でもそれなりに人気はあるようですけど、日本ほどの熱狂的さは、そのまま
興行成績に反映されて、日本に人気の軍配はあがりました。

たまたまお昼に「徹子の部屋」を見ていたら、ヨン様がゲストでこの映画のことを
キャンペーンしているんですけど、いつ聞いてもその内容は
「この映画は大変だった」という言葉ではじまります。
何が大変なん?と思ってしまうのですけど、
ヨン様は
「何かを壊さなければならないと思ったのですが、ホ・ジノ監督の映画であれば、
そのキッカケとなるものを与えてくれるのではないかと思いました」

と、言うことは演技法と演出法の戦いが、ヨン様にとっては試練の映画であったようです。

そんなことがあって、「シンデレラマン」か「室井」を見るためにナビオ劇場に行ったら
全部×印になっていて、「四月の雪」が○印だったので、これに決まりです。
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『四月の雪』 April Snow (2005)
「四月の雪」は、そのぺ・ヨンジュンの映画と言うより、
「夏の香り」のソン・イェジンの映画です。

「原題の『外出』はいわゆる外出の他に、自分の日常からの外出、自分の人生からの
外出という意味もあります」
と、ホ・ジノ監督は語ります。

それぞれの伴侶の裏切りの交通事故という劇的な展開からはじまるこの物語で、
原題の「外出」にあたるのはソン・イェジンの家庭の専業主婦の方です。
驚き、怒り、いたわり、恋心、欲望、苦悩と心の変化はソン・イェジュンの存在
抜きにしてはこの映画は語れないようです。

主役の二人は、自分たちの共有する境遇に、感情を剥き出しすることなく、
気持ちを抑えて胸にためておきながら、静かに感情を映像の赴くところに
描かれながら、役者は情感だけで見せてくれています。
(ヨン様は全編に渡って、この演技が大変だったのかなぁー)

オープニングとラストに決定的な瞬間を電話の音だけで始まり、終わるところには
見ている側のそれぞれのラストシーンになっていて、
できたらソン・イェジュンの役柄には幸せな道に向かっていると、信じたいです。
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by masoon | 2005-09-23 23:54 | MOVIE


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