2005年 04月 05日
90年代イギリス・ロック映画3連発!
Crazy Love
この時代は、新しい音楽感覚を持った監督たちがインターナショナルな活躍を見せて、
青春映画に活力をもたらした。
そんな中でもこの3本はオススメです。
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バンドものの傑作!
ザ・コミットメンツ The Commitments (91)

ソウルバンド結成に夢を抱き、挫折を乗り越えていく青春群像を描くバンド映画の傑作。

舞台となるアイルランドという国をどれだけ理解しているかは、
マスメディアから流れてくるものと、映画ぐらいか?
「トレインスポッティング」「ブラス!」「フルモンティ」などなどを見ると
アイルランドの若者たちの立っているところがよく伝わってくる。

失業者もいれば子守をしているメンバーもいる、そんなどん底の彼らには

「ワーキング・クラスの俺たちにふさわしいのはソウルだ。
            俺たち、アイリッシュはヨーロッパの黒人だ!」

と、叫ぶアイルランド魂が根付いている。
まさしく音楽はソウルなんですね。
ヴァン・モリソンやボノたちを生んだ国の音楽の熱き心を映画はみせつけている。
アイルランド・ファン、バンド・ファン必見の最高傑作。

このサウンドトラック盤はvol.2まで出てベストセラーにもなり
ソウルの名曲が収録されている。
監督は「フェーム」のアラン・パーカー、なるほどと感心してしまう。

出演者の中には、後のコアーズのメンバーがいて、
2001年に第43回グラミー賞で、
Best Pop Performance by A Duo or Group with Vocal部門では「ブレスレス」で、Best Pop Instrumental Performance部門では「レベル・ハート」でと
2部門でそれぞれノミネートされました。
(この部分の記事はタロウさんからの指摘いただきあらためて更新しました。)

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90年代のイギリス青春映画の傑作
トレインスポッティング Trainspotting (96年)

イギリスのワーキング・クラスの若者たちの映画は繰り返し描かれるが、
この映画は特にロック映画のニュアンスを取り入れることで、
今までとは違うものになっている。 

鋭い斬新な映像のキレ味と、その映像をささえる音楽とのバランスが、
場面場面にシンクロしているのが素晴らしい効果を生み、
イギー・ポップやルー・リードの音楽がこの映画のストーリーを駆け抜けている感じで、さらに
プライマル・スクリームやアンダーワールドなどの歌とからみあいながら、映画は大ヒットとなった。

日本でも映画、サントラやTシャツやファッション雑誌などで紹介されて
トレンド扱いを受けるほどであった。
映画化ほむずかしいと言われてきたアーヴィン・ウェルシュの原作を、
新人監督のダニー・ボイルが見事に映画化している。
ユアン・マクレガーとは、デビュー作とこの後の作品でも組んで実力を発揮している。
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by masoon | 2005-04-05 00:08 | MOVIE


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