2005年 03月 31日
3月のオススメ本・・・
今月の本棚を整理していると、またも久しぶりに
川上健一が見つかった。
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「翼はいつまでも」が、2001年に出版されて、堂々のベスト1に輝いたのは、
ついこのあいだのように思ってたら、もう3年は過ぎてしまったようで、
この「ビトウィン」は、その「翼はいつまでも」を書き上げるまでの
メイキング本になっていて、
これが倉本聡の「優しい時間」にユーモアをプラスした感じです。

ストレスと飲みすぎで、肝臓をこわして、
まったく小説を書けなくなってしまって、なんと10年も!
このままではアカンと、家族そろって八ヶ岳の高原の村で、
書きたくなるまで書かないスローライフ生活をするという、
羨ましいかぎりのわかるなぁー生活が、
妻と子供そして、その村の登場人物たちが
実にみんないい存在に描かれている。

そして、そのスローライフの中から「翼はいつまでも」が誕生する。
これが読んでて、いいなぁーうれしいなぁーと思えるのが作者ならではの感覚なのかもしれない
けど、出来上がる過程がいいなぁー、そのあとの達成感がまた素晴らしい。

「ビトウィン」とは、「仕事をしない間」という意味だそうです。

この本の装丁が、南伸坊ですごく綺麗!

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ライフログにも「翼はいつまでも」はあるけど、

この本は、夏の季節・少年・恋愛・野球・ビートルズが
ぎっしり詰まった涙・涙の感動青春小説です。

これ読んで十和田湖に行きたくなったもんです。
映画化するって聞いたけど、まだでっかね。

続いて、宇江佐真理の新作「髪結い伊佐次捕物余話・君を乗せる舟」を読まねば・・・
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by masoon | 2005-03-31 11:41 | マイブーム


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